*錦鯉は、「マゴイ」をルーツとする淡水魚です。
突然変異で偶然現れた「緋鯉」を元に品種改良が加えられ、現在のように多種多様な錦鯉が出来ました。
柄がのった錦鯉の親からも、三色や紅白といった錦鯉と同時に、こうしたコイ本来の血が勝った鯉が多く出現します。こうした鑑賞価値のない鯉は、錦鯉/マゴイと区別するために、『雑鯉/ざつごい』と呼ばれています。
雑鯉は、大型肉食熱帯魚のエサにされたり、釣り堀に放流されたり、また、人工池の水の出来具合を確認するためのテスト魚として利用されております。また、比較的強く、安価であるために、大学等の研究機関にて、実験魚として利用されることもあります。
最近では、環境改善策の試みとして、池や川に放流されることもあるようです。
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